カテゴリ
以前の記事
2016年 01月 2014年 08月 2014年 07月 2013年 12月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 フォロー中のブログ
リンク
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「小学期に戻って学習を始める」 ①不登校のきっかけは小学校の時のいじめ 不登校になったきっかけについて話をきくと、ご両親と本人に違いがあります。ご両親は勉強の遅れや嫌な事から逃げるということを挙げておられましたが、本人にきくと、上級生からのいじめが原因であるようなことを言っていました。いじめというと大人側からは簡単にとられてしまう傾向にありますので、このいじめの問題については、本人の精神的支えになるように支援することが必要であると感じました。 勉強については、小学校3年生くらいまではそれほどの遅れはみられないと思いました。国語については3年生から、算数については4年生から勉強していっても大丈夫そうです。漢字については書く方が苦手のようです。 受け答えもしっかりしています。友達もいるようでときどき遊ぶそうです。 ②勉強を開始、国語・小学3年生、算数・小学4年生から 勉強を開始しました。国語は小学校の3年生から、算数は4年生から始めました。漢字の書き取りの方法を教えました。また教科書の音読も行いました。スラスラ読めるので驚きました。算数は数の単位、掛け算をしました。どちらも良く出来ていました。国語・算数ともに教科書を中心に学習していきますが、これは本人の希望です。 ③国語は教科書の黙読、算数は方程式・折れ線グラフ 国語は小学校4年の「やい とかげ」を黙読してもらい、この物語の中から問題をだしました。よく内容を把握できており、解答はすべて正解でした。読解能力があり驚きました。 算数は中学でいう方程式のような内容を行いました。理解はいまひとつのようでした。折れ線グラフも勉強しました。横軸・縦軸に何が設定されているのかしっかり理解していました。 初回からほめることのみを行ってきました。出来なくてもバツをつけず、正解にのみマルをつけるということをしてきました。基本的に肯定的な姿勢で臨むように心がけています。 今日は、授業開始時に「具合はどう?」ときいてみました。今日も頭が痛く、具合が悪いとのことでした。しかし、授業時間を短くするような発言は全くありませんでした。そのため、今日は具合が悪いとはいいつつも、一時間は集中して勉強できていました。こちらが具合の悪さを気遣い勉強を進めていけば大丈夫そうです。気遣い、ほめることを積極的に行っていく方針でしばらくは進めていくつもりです。 映画をよくみるそうで、家族の方々とみるそうです。ろう石を使った工作もするようで、ろう石で漫画にでてくる刀を作っていました。小さな作品でしたがよく出来ていました。
by aogiri-gakuen
| 2012-07-28 13:30
| 中学生対象の進学指導の実例
|
ファン申請 |
||