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「心病む日もありし子よ鳥帰る」 この日の卒業式は涙、涙の卒業式となりました。 高校二年次に不登校となり、留年をして、今日の卒業式を迎えた女生徒が卒業生代表として答辞を読み上げていました。不登校になった原因は何だったのか。一学年下の生徒と机を並べて勉強をした時の屈辱感や苦しみの日々についての話が続いていました。そしてその屈辱感や苦しみに耐えて、今日の日を迎えることが出来たのは、「友だちからの励ましの言葉であり、親や教師の支えであったからだ」と感謝の言葉に入ると、会場から「すすり泣き」の声が聞こえました。たちまち、私はもちろん会場内はハンカチで涙を拭う人でいっぱいとなりました。 卒業式が終わり、女生徒の答辞の感動の熱気がさめやらぬまま生徒たちや保護者が退場して行きました。 会場を出ますと、空には一塊の鳥が隊列をなして北の空へ飛んで行きました。きっと、昨年の秋に飛び渡ってきたシベリア方面の鳥たちが故郷へ帰って行くのだと思って見送りました。 #
by aogiri-gakuen
| 2010-07-08 14:21
| 学苑長のおもい
![]() 「こころざし芽吹く学び舎夢結ぶ」 この句は私が橘学苑での入学式で詠んだ俳句です。私に限らず人には、心の支えとなるもの、心の芯になる何かが必要です。それは一人ひとり違いますが、「志・こころざし」を一人ひとりが持つことではないでしょうか。「志・こころざし」と言うと難しく考えがちですが、自分の興味と関心のあることを見つけてはじめることから、その第一歩を踏み出してみてはどうでしょうか。 その第一歩を踏み出すと自分と同じ興味と関心のあることをやる仲間が出来てきますし、自分の「志・こころざし」も芽生えてきます。 私は人間は、特に子供たちは「不登校や引きこもり」の状態や「心の病」を抱えていても、信じて適時・適切な教育・指導を行えば、本来持っている「自然治癒力」により、「生きる力やエネルギー」を得て、「心の病」も自ら癒し、「不登校・引きこもり」も脱出できるものだと思います。そのような時にはきっと子供たちは嫌いだった自分のことが好きになっているはずです。梧桐学苑はそんな子供たちの心に残る先生(適応教育士)のいる学校でありたいと思います。 #
by aogiri-gakuen
| 2010-06-19 12:02
![]() 「オリオンの煌く夜空留学す」 この句は橘学苑の留学(国際)コースの第一期生が成田空港からニュージーランドへ旅立った時に作ったものです。 その時は、学校も保護者も留学する生徒たちも初めて海外へ出て行くということで、しかも生徒たちは親元を1年近く離れて暮らすという不安でいっぱいだったようです。 まるで、永久の別れのように泣きながら抱き合う親子もいましたが、無事送り出して成田空港の夜空を見たとき、満天の星空でした。特にオリオンの三星はキラキラと煌いており、留学生たちの旅立ちを祝ってくれているようでした。 留学の直後から生徒たちは激しいホームシックに陥ります。三ヶ月ぐらいが一つの山で、その間「帰国したい」とか、「親に来てほしい」とか電話やメールのやりとりが多くなります。 しかし、それから時がたつとホームシックはすっかりなくなります。永住したいなんていう子も出てきます。 約1年後橘学苑の留学生全員が無事たくましくなり元気に帰国してきました。 ★不登校訪問カウンセリング 梧桐学苑★ #
by aogiri-gakuen
| 2010-06-09 17:05
| 学苑長のおもい
私は、子どもたちが持つ資質や能力は個性的で多種多様であり、また、その志や夢も個性的で多種多様であると考えます。「発達障害も個性である」とある私学の校長先生が言ったという新聞記事を読んだことがありますが、同感です。 不登校になる原因はいろいろありますが、不登校になっていく子どもたちを見ておりまして、不登校になる子どもほど、今の教育の枠にはまらない面を持っており、良い面も悪い面も含め「個性」と見る教育的視点が、大人の側に必要だと思うのです。 学校は、子どもたちが持つ多種多様な個性を大地のごとく受け入れ、生かし、発展させ、実り多い幸福な人生を送ることが出来るよう支援、指導をするところでなければならないと思うところです。 梧桐学苑はそんな思いが込められた学校です。 ![]() 「梧桐(あおぎり)の裸木(はだかぎ)となる空は瑠璃(るり)」 この句は子どもたちが、梧桐の木のように素直にまっすぐに成長してほしいと思って作った句です。その時の空は快晴でした。 ★不登校訪問カウンセリング 梧桐学苑★ #
by aogiri-gakuen
| 2010-05-28 14:36
| 学苑長のおもい
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